F1ファンの勉強づくえ

〜語学を学びF1海外観戦を目指す成長日記〜

本棚の古い本

 ーー昔、小学校の広間の小さな本棚にあった古い本、その本を読んで感銘を受けたことがある。普通なら手に取らないような、そんなボロボロの文庫本。確か題は『戦艦武蔵の最後』。小学生にとっては過激な描写もあった気はするが、兵士たちの叫び声と、血と硝煙の匂いが漂ってきそうなそのリアルな描き方は、今も心に残っている。その文庫本を読んでからというもの、私はとにかく本が好きになった。毎日図書館に入り浸って借りた本の中でも、隅っこにあるような、あまり人の借りない、ページが茶色くなった本がお気に入りだった。そして今も古本屋に入ると、あの頃の無邪気な自分がひょっこりと出てくるような、そんな気がするのだーー

 

 こんにちはbBです。電子書籍が一般的となった今、街の本屋さんがどんどんと消えてゆくのは、見ていて悲しいものです。駅前のアウトレットモールもターゲティングや下調べが良いのか、大抵の店はうまく続くのですが...本屋さんだけはコロコロと入れ替わっています。けれど、やはり本は現物に限ります。内容だけを求めるなら電子書籍の方が効率的でしょう。しかし、紙の本とそれの並ぶ本屋さんには、まだ見ぬ本との出会いと魅力が溢れています

 

知らない本を読む

 初めて読む本なんて知らない本だろ、という声もあるとは思いますがそうではなくて。ネット社会、電子書籍が普及した今、読みたい本はすぐに手に入ります。名前を検索すれば、7割型その本がHitしますし、その間にたまたま別の本に興味を惹かれて、手にとって読んで見る、なんてことはまずありません。でも本屋さんや図書館だとそれがあるわけですよ

 

私はよく、意味もなく本屋に入っては目についた本を10冊ほど、パラパラと見てみて、気に入ったものを2〜3冊買います。これがまあ楽しくてですね、何より自分を磨いてくれます

 

嫌いな政治家の本を読む

 ここで一つ、政治に興味のある方にオススメしたいのが、嫌いな政治家の本を読むということです。単に嫌いというと語弊がありますが、要するに自分の意見とは違うかな...と感じている政治家の本を読んで見ることを強くオススメします。違う見方や、思いもよらない気づきがあるかもしれません

 

最後に

 あまり手に取らないような本や、興味のないジャンルでも、時として手にとってしまい購入までしちゃう。それが本屋さんの良さだと思います。うちの近くに潰れそうで潰れない、そんな個人経営の本屋さんがあります。そこのおじいちゃんは人柄がよく小学校の時から全く変わっていません。できればこれからも末長く続いて欲しいと願っています。ではまた